2005年11月09日

ぼえ。

ぼえぼえ。

ブログ更新するなら、せめて修論のこととか社会状況のこととか、

とりあえず意味のあることを書け

という声が頭の中でするので、表を更新する気力が起きないす。

良識もだるさも常に中途半端、現実逃避のみ必要以上に遂行中です。

お家で修論書こうと思ってたのに。今も思っているのにー!!

此を人は堕落といふのだらう。


今、くるりの「ロックンロール」を聴いているんだけど、この曲の歌詞に

たったひとかけらの勇気があれば
本当の優しさがあれば
あなたを想う本当のこころがあれば
僕はすべてを失えるんだ


っていうのがあるのよ。

いつも気になっているんだけど、これって、反語的表現だよね!?

スタートは「すべてを失え」なかった、ってところから来ているんだと勝手に解釈しているんだけど。
「ひとかけらの勇気があったら」、「本当の優しさがあったら」、「あなたを想う本当のこころがあったら」
……過去をふりかえってダメ出し、みたいな。

だけども、それができなかったのも自分だし仕方ないよ、みたいな。
君のことは大事だけど、君のためにすべてを失える人間じゃないのさ、残念。みたいな。
自分でダメ出ししといて自己肯定。そういう曲だと思っているんですが。
くるりのそういうとこが好き。と思っているんですが。

それとも単純に、「尽くすタイプです!!」ってことなのかな?
スカっとした乾いた爽やかな曲なんだけども。どっちなんだろうね。
私は歌詞を重視するタイプだからさー。気になる。
深読みしたり。平読みしたり。

「ひとかけらの勇気」とか「本当の優しさ」とか「あなたを想う本当のこころ」とか、巷で夢見られたり流布されているような恋愛なんて、僕にはできませんでした。 という挫折報告的なものを爽やかなメロディに乗せるなんて手際がよいわ、といつも感心して聴いているのですが。

あ、私の励みになるように解釈してるだけ、か!?ばれた??
「ひとかけらの勇気」も「本当の優しさ」も「あなたを想う本当のこころ」も持ち合わせていないからねー。今のところ欲しいとも思わないし。私はまだ自分が惜しい。

ということで、これからもくるりには多面的で含意豊かな詩を書いていってほしいと思います!(結論は玉虫色。)



Posted by hisa at 02:07│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。